時間やお金に余裕ができて、何か習い事を始めようと思う方もいると思います。
新しいことにチャレンジすることは年齢に関係なく大切なことです。
でも、いざ始めようと思ったときに「習い事でのトラブル」が気になります。
せっかく始めるのに、余計なストレスは抱えたくはないですね。
私はフラダンスを15年以上習っています。この記事では、その中で見聞きしたり経験したことを元に気になるトラブルとその対処法をお伝えします。
人間関係のトラブルと対処法
習い事を始めるとき、先ず気になるのが人間関係でしょう。
同じ趣味をもった人が集まってレッスンを受けているのですから、そんな中でトラブルが起こるのは稀なことだと思います。
でも些細なことですれ違ったり険悪なムードになってしまって、人間関係で悩んで辞められる人もいらっしゃいます。
クラスに馴染めない・友達ができない
クラスの中で既に派閥のようなグループができていると、なかなか溶け込むのも難しく、いつまでたってもクラスに馴染めず親しいお友達もできなくてレッスンを楽しむことができません。
それに参加されている人達の年齢層も重要です。
一人だけ年齢が離れているとなかなか会話に入れなかったり、体力的に付いていけなかったり、逆に休憩ばかりでレッスンが進まずにイライラする原因になることがあります。これではレッスンを楽しめませんね。
私の場合ですが、フラのレッスンを始めたのは30代後半でした。
その時に参加したサークルの皆さんは50代〜70代の人ばかりで、最初はそんな中で続けられるのか心配でした。
皆さん優しい人ばかりで、上手く馴染めるように配慮してくれました。
私も年齢を気にすることなく、こちらからも積極的に話しかけたり仲良くなるように努めました。おかげで親子ほど年の離れたお友達もでき、楽しくレッスンを続けています。
年齢に関係なく、自分から馴染んでいく努力も必要だと思います。
入会する前に見学や体験レッスンを利用して、どのような人が参加されていて、どんな雰囲気でレッスンが行われているのか必ず確認しておきましょう。
見学中や体験レッスンを受けている時に、気軽に話しかけてくれる人がいると入会後も安心ですね。
逆に数人のグループごとで固まっている感じのところだと、既に派閥ができていることもあり馴染みにくい印象があります。
休憩中の様子やレッスン後の皆さんの雰囲気などよく観察しておくと良いでしょう。
「教え魔」に狙われた
もうひとつ、よく耳にするトラブルがあります。それは「教え魔」の存在です。
「教え魔」とは、頼んでもいないのにあれこれとアドバイスをしてきて、断ってもアドバイスの押し売りをしてくる人のことです。
先生がいらっしゃってもお構いなしにアドバイスをしてきます。
特に初心者の人には「教えてあげるのが親切」と思っているようで、執拗につきまとってきます。
初心者さんは最初「親切で教えてくれている」と思うでしょう。でもやんわり断っても、状況が変わらずアドバイスは続きます。
もしも「教え魔」に狙われたと思ったら、先生に報告してください。
直ぐに対応してくれます。
最近では「生徒さん同士での指導はご遠慮ください」というような掲示をしているところも珍しくありません。
「せっかく教えてくれたのに」とか「先生に告げ口するみたいで」なんて気にすることはありません。
先生に指導してもらうためにお金を払って習いに来ているんです。
度が過ぎたアドバイスを聞くことも、またそれに悩むこともありませんよ。
先生とのトラブルと対処法
習い事を始めるとき、先生を信頼してレッスンに通うと思います。
でもその先生が信用できなくなったり、先生のせいでレッスンへのモチベーションが保てなくなるのは悲しいことですね。
特に先生の指導方法に疑問をもち始めると、レッスンに集中できずなかなか上達もしません。
厳しく指導される先生もいれば、楽しく続けることをモットーにされている先生もいらっしゃいます。
自分はどんなスタンスでレッスンを受けたいのかを明確にして、慎重に先生を選ぶことが大切です。
先生とのトラブルはできるだけ避けたいことですが、先生を信頼できなくなったら我慢せずに他のスクールやサークルを探すことをお勧めします。先生は一人だけじゃないのですから。
お金のトラブルと対処法
習い事を続けると、お月謝以外でもお金を支払うことはあります。
フラの場合は、衣装代やイベント参加費など出費の多い習い事の一つです。
金額は参加するスクールやサークルなどによって、かなり違います。
「こんなにお金がかかると思わなかった」と悩まないためにも、始める前にかならず確認しておきましょう。
実際のお金の受け渡しのことでトラブルになることもあります。
衣装代やイベント参加費など、お支払いする機会が多いので注意が必要です。
私は何度か皆さんの衣装をまとめて購入する際のお世話係をしましたが、その時は後々トラブルにならないようにいろいろ工夫しました。
例えば、お金を受け取る日をあらかじめ決めて、レッスン終了時に皆さんがいる前で順番にお金を受け取りました。
その時に作っておいた「受取書」を渡して、こちらの名簿にも「支払い済み」のチェックも入れていました。
「こんなに丁寧にしなくても」と言われたこともありましたが、細かく確認していたこともあって、一度も「お金が合わない」「品物が足りない」なんてトラブルはありませんでした。
お金を扱う時は必ず信頼できる方にお願いして、サポートをしてもらいました。
決して一人でお金を触ることがないように、複数の人がいる場所で集計などの作業をしていました。
皆さんのお金を預かるときは、念には念を入れて対応しないといけません。
お金のことで揉めるのは、お互い気分が悪いですからね。
まとめ
せっかくストレス解消や楽しみのために始めた習い事なので、楽しく続けたいですね。
そのためにも、まず入会前の確認は大切です。
またレッスンを続けているうちに、どうしても我慢できないことがあったら「縁がなかった」と諦めて違う教室を探したり、違う趣味を探すのも良いと思います。
トラブルに悩むことなく、楽しくフラが続けられますように。
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